第三番札所 祇園山安養院  浄土宗   本尊 千手観世音菩薩

安養院は、嘉禄元年(1225)、北条政子が、夫・頼朝の菩提を弔う為に建立した祇園山長楽寺が元になっている。鎌倉幕府滅亡の時兵火で消失。長楽寺は名越の善導寺に移り2寺併せて安養院となった。その後、延宝八年(1680)、安養院は火災に遭い、ゆかりの田代寺をこの地に移して、祇園山安養院田代寺となった。

御詠歌
    枯樹にも 花咲く誓ひ 田代寺 
               世を信綱の 跡ぞ久しき

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本堂には、本尊の阿弥陀如来像と、田代観音(千手観世音)、北条政子木像が安置されている。

坂東第三番田代観音  安養院

いつの時代でしょうか、田代観音標石

山門です。

境内にある石仏群です。

青面金剛像

地蔵菩薩と聖観音の一石二体

聖観音像です。

右の宝篋印塔は、尊観上人の墓と言われています。

重要文化財になっています。

左の供養塔は、北条政子の墓といわれています。

北条政子の供養塔

重要文化財の尊観上人の墓です。